書籍名:ゾルタンの白いナイフ
著 者:仁志田博司
出版社: 文芸社 (2021/3/1)
〈おすすめコメント〉
日本の新生児医療の黎明期を切り開き、私たち新生児科医の進むべき道を常に示し続けてくれた仁志田博司先生が、自らの心情を描き切った半自伝です。その筆致は下手な小説を上回るもので、読み手を若き日の仁志田博司の心の中に引きずり込みます。優しくも凛とした姿勢で生き切った医療者の根底を形作ったその思いは、すべての人生の道を照らす一点の灯になるのではないでしょうか。
2022年11月、急逝された仁志田博司先生の思いが多くの人の心に残りますよう。
神奈川県立こども医療センター 星野陸夫